
初春を迎え、穏やかな天気の今日、ご結納を迎えられるお嬢様のお着付けをさせていただきました。
お着物は、お母様から受け継がれたという綸子地の振袖。
濃い藍色と朱色に染められた地に、正統派古典の意匠が金刺繍とともに彩られ、格調の高さを物語っています。
帯は、鮮やかな朱色と煌びやかな金銀地の袋帯。
ご両家が集う大切な日ということで、帯結びは落ち着いた古典結びであるふくら雀にいたしました。
ふくら雀は「富と繁栄を願う」という意味からも、皇室のお祝い事で結ばれており、格の高い帯結びとされています。
大きく羽ばたくイメージで、羽を大きめに表現してみました。
ご結納おめでとうございます。