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夜の散歩

秋の夜、山へ虫の音を探す散歩に出かけました。
暗い中、20人ほどが集合し、さっそく 「自分の周りで何かおもしろいもの探してみよう」 とウォームアップ。

「じゃあ、これから秋の虫の音を探しに行こう」 と自然観察員のおじさんの先導で、懐中電灯を持って真っ暗な道をみんなでゾロゾロ歩き始めました。
「ほ~ら、もういた」
真っ先に見つけたのは、カタツムリ。
大きなカタツムリが2匹、ピタッとコンクリートの壁に張り付いていました。
「今ね、何をしていると思う?あのね、食事中なんだよ。これはね、セメントに含まれる石灰岩のカルシウムや塩分を食べているからなんですよ」 とおじさんが教えてくれました。

しばらく歩き、田んぼのあぜ道に入っていきました。
「ちょっとみんな静かにしてみて。今、何種類の虫の音が聞こえますか?」
し~んと耳を澄ますと 「リリリリリ~ン」 と 「ジリジリジリ~」 って音が聞こえてきます。
「これはね、エンマコオロギと〇〇コオロギのオス。お嫁さんを探してる声なんですよ」
すごーいおじさん、虫の鳴き声からコオロギの種類や性別まで聞き分けられるなんて!

さらに歩いていくと、夜しか咲かない花に出会えました。
白いクモの巣のような花、カラスウリ。
アザミの花もほらっ。
カラスウリの糸状に伸びた花弁とトゲトゲのアザミの花を触ってみると 「フワフワ~、イッターイ!」

「さぁ、ここからは森に入ります」
雨の後の静まり返った森の中へと足を踏み入れていきました。
「ちょっとみんな、ライトを消してみましょうか」 とおじさんが言い、みんな一斉に電灯を消してみました。
うっそうと茂る草の中から、神々しくそびえ立つ黒い影の木々たちが現れました。
すると、嗅覚が敏感になり、今まで気づかなかった木の香りがしてきました。
暗い中、恐る恐る木の肌を触ってみました。
ゴツゴツして、湿気があって、昼間に触るのと違って、真っ暗な中で触る感じって全く違います。
真っ暗なところでは、五感が研ぎ澄まされ、まさに 『センス・オブ・ワンダー』 の世界。

森を抜けて、田んぼのあぜ道に出たら、色んな虫たちを次々に発見。
と同時に、おじさんの口から出てくる虫の名前。
クモ、バッタ、カメムシ、ミミズ・・・それぞれ 「〇〇グモのメス」 「〇〇バッタのオス」 と種類や性別まで当てます。
あっという間に、2時間も歩いていました。

帰宅し、ベッドに入っても、まだ興奮冷めやらぬ私。
知らない世界に入り込んで、知らない生き物と出会ってしまった・・・
もう彼らの世界を無視できなくなってしまいました。
ギャラリー 創作帯結び
プロフィール

 圭 Kei

Author: 圭 Kei
       
☆きもの着付け師
  Kimono coordinator
財団法人・民族衣裳文化普及協会推薦京都きものコンサルタント協会きもの教授資格

☆着付指導
☆着付講師養成指導
☆ウォーキング講師
 Walking Stylist

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